ウクライナ、オデーサのオペラ・バレエ劇場――1941年と2022年

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左の写真は1941年、独ソ戦がはじまり、西から攻めてくるドイツ軍の侵攻に備えている。
右の写真は2022年、現在のウクライナ戦争。東から攻めてくるロシア軍の侵攻に備えている。

こうして並べてみると、ロシアがこの戦争で掲げている「ウクライナを非ナチ化する」という名目のばかばかしさがよくわかる。

80年近くたっても、こういう状況になってやることは、あまり変わらないのだな、とも感じる(オデーサの人たちが、意識的・無意識的に、歴史上の先例をなぞっている可能性もある)。
戦争で用いられる武器はハイテク化しても、民間施設を敵の攻撃から守るために文民ができることは限られているのかもしれない。

【SatK】