新入生歓迎!オンラインによる本を読む会(第1回)「文系・理系の違いは越えられるか――学問の歴史とこれからを考える」

 新入生のみなさん、入学おめでとうございます。
 大学の学問分野は、大きく文系と理系に分かれています。文理の区分は大学受験の準備の段階からはじまり、いったんコース別に振り分けられると、かんたんには変更ができません。大学に入るとさらにいろいろな学部に分かれて学び、卒業後の進路も文・理や学部の違いによって左右されます。その意味では、文・理の区別の影響は、学問研究の次元だけでなく、わたしたちの生き方や人間関係、世界観、さらには社会や国家のあり方にまで及んでいます。
 しかし、最近わたしたちが直面している災害、感染症、地球温暖化などの問題は、どれをとっても文系・理系いずれかの知識だけでは対応できない難問ばかりです。狭い専門分野の境界を越えた研究者の議論と探究、その結果をふまえた社会の側の取り組みが求められています。
 文系・理系の区別は、なぜ存在するのでしょうか? どんな時代の、どんな地域の学問でも、文・理に区分されていたのでしょうか? 大学で学ぶわたしたちは、学問の境界を越えるために、なにをするべきなのでしょうか? 
 文系・理系の区分の歴史的な由来と今日的課題をわかりやすく解説した本を手がかりに考えます。

 この勉強会は、京都大学の学生・教職員だけでなく、市民にも開かれた「ひろば」として開催されます。この4月に入学した新入生のみなさんも、かつて新入生であったみなさんも、どうぞご参加ください。

◆日時:2021年5月19日(水)19:00~20:30

◆テキスト:隠岐さや香『文系と理系はなぜ分かれたのか』星海社新書、2018年刊(定価 1,078円)
参加される方は、各自でテキストをご用意ください。

Zoomによるオンラインで開催します。参加を希望される方は、事前に下記のフォームからお申し込みください。ご記入いただいたメールアドレスにZoomの招待を送らせていただきます。
自由と平和のための京大有志の会「新入生歓迎!本を読む会(第1回)」(5月19日 オンライン開催)参加申し込みフォーム (google.com)

講師はたてず、専門家はいない、という前提で、各自が自分の読み方にもとづいて、感じたこと、思ったこと、考えたことを述べ合い、互いに耳をかたむけ合う、そんな集まりです。
すでに「本を読む会」を体験された方も、はじめての方も、どうぞご遠慮なくご参加ください。

問い合わせ先:koyama.satoshi.8n@kyoto-u.ac.jp