今回の参議院選挙について


 今回の参議院選挙について、基地問題に直面させられ続けている沖縄、原発事故にさらされ続けている福島、TPP問題に脅かされる東北や新潟・長野などで野党統一候補が議席を獲得したことは、重要な成果と思います。
 野党の連携を作り出す力となった市民の方々、野党関係者の中で連携のために汗を流した方々に心からの敬意と感謝を捧げたいと思います。

 それにしても、比例区で野党候補の統一名簿ができていたならば…、大手マスコミが野党の連携を求める「市民」の動きをもっと注視してくれたならば…、わたしたち自身ももっと早くから参院選に向けての準備ができていなたらば…、という思いも禁じえません。

 惨憺たる現実のなかで、京大有志の会は、地道に活動を続けていきたいと思います。
 京大有志の会の声明文について山室信一先生が寄せてくださったメッセージには、漱石が芥川龍之介と久米正雄に宛てた書簡の一部が引用されています。
 今まさに噛みしめ、反芻すべき言葉と思われます。

 牛になる事はどうしても必要です。吾々はとかく馬になりたがるが、牛には中々なり切れないです。〔…〕
 あせつては不可(いけま)せん。頭を悪くしては不可せん。根気づくでお出でなさい。世の中は根気の前に頭を下げる事を知つてゐますが、火花の前には一瞬の記憶しか與へて呉れません。うんうん死ぬ迄押すのです。それ丈です。决して相手を拵らへてそれを押しちや不可せん。相手はいくらでも後から後からと出て來ます。さうして吾々を惱ませます。牛は超然として押して行くのです。何を押すかと聞くなら申します。人間を押すのです。

医王滋子さん(京都大学に入学した最初の女子学生の一人)講演録


7月6日(水)に京都大学で行われました、ひろば「GO VOTE 0710 自分の未来は自分で選ぶ」にてご講演いただきました医王滋子さん(京都大学に入学した最初の女子学生の一人)の講演原稿をアップいたしました。こちらから全文をご覧いただけます。なお、この原稿は、講演のために準備いただいたものですが、当日はかなり端折ってお話しされましたので、ご本人の了承を得て掲載します。

医王滋子さん(京都大学に入学した最初の女子学生の一人)講演録  私は大正15年、1926年の5月に、北海道で生まれました。今、90歳です。
 1933年(昭和8年)、函館市内の小学校に入学しました。
 当時、港には濃いネズミ色の軍艦がとまっていて、街の中を海軍の水兵さんが歩いていました。セーラー服姿の水兵からサインをもらうのがはやっていて、私もサインをもらったりしていました。
 小学校の坂の上は山の裾で、鉄条網が張りめぐらされ、内側を、大きな犬を連れた 陸軍の兵隊さんが見張りをしていました。

ぜひ、ご一読ください。

「平和」のために何ができるのか?映画「Little Birds~イラク 戦火の家族たち」上映会+トークセッション


7月26日(火)17:30~20:00、岡山大学津島キャンパス 文法経講義棟・20番教室にて、「戦争と人文学:『平和』のために何ができるのか?映画『Little Birds~イラク 戦火の家族たち』上映会+トークセッション」が開催されます。そこで有志の会から発起人の藤原辰史が、第II部トークセッション「戦争を知らない世代が語り合う戦争と平和」に登壇します。ぜひ、お越しください。

「戦争と人文学:『平和』のために何ができるのか?映画『Little Birds~イラク 戦火の家族たち』上映会+トークセッション」 日時:2016年7月26日(火)17:30~20:00
場所:岡山大学津島キャンパス 文法経講義棟・20番教室

  • 第I部:
    綿井健陽監督作品「Little Birds ~イラク 戦火の家族たち~」上映会
  • 第II部:
    トークセッション:戦争を知らない世代が語り合う戦争と平和
    ゲスト:藤原辰史(自由と平和のための京大有志の会・発起人)

入場無料・申込み不要(駐車券のご用意はありませんので、なるべく公共の交通機関をご利用ください)
主催:岡山大学文学部プロジェクト研究・映像表現と人文学
問い合わせ先:visualhumanities[@]gmail.com(松村)

詳しくはこちらをご覧ください。

ひろば「GO VOTE 0710 自分の未来は自分で選ぶ」の動画がアップされております!


7月6日(水)に京大内にて行われました市民連合@京都の主催によるひろば「GO VOTE 0710 自分の未来は自分で選ぶ」について、IWJのサイトに動画がアップされております(なお、最初にUSTREAMによる広告が流れます)。当日ご来場いただけなかった方も、ぜひご覧ください。また、同イベントのリード文を以下に再度掲載いたします。

参院選は改憲派が議席の2/3を占めるかどうかを決める重要な選挙になります。世論調査の結果や選挙戦での発言とは関係なく、与党の真の争点は疑いなく憲法改正です。1人区における野党共闘が進んではいますが、現時点では2/3を阻止できるかは不透明です。2/3を阻止するためには支持政党を持たない有権者、すなわち浮動票の獲得がぜひ必要であり、そのためには投票率の向上が不可欠です。そのため、投票日の直前ですが、7月6日(水)に京大内において市民連合@京都の主催による集会を企画しました。

  • 第1部
  • 第2部

ひろば「GO VOTE 0710 自分の未来は自分で選ぶ」

「『ひとはなぜ戦争をするのか』の人間学-平和をいかに構想するか?」前半部(講演者:田中祐理子(哲学))講演録


「さあ、わが友よ、意志せずに考えたりすることはもうやめるがよい。そしてまず大きな誓いをたてよ。なぜなら君が傍観し、待っているだけなら、それは賛成することだ。もし戦争に否と言うなら、それは断固として否なのだ。」(アラン『裁かれた戦争』)

2016年6月30日(木)に開催いたしました人文研アカデミー自由と平和のための京大有志の会共催連続セミナー「2016年の論点―いま、私たちが考えるべきこと」第3回「『ひとはなぜ戦争をするのか』の人間学-平和をいかに構想するか?-」の講演内容の前半部(講演者:田中祐理子(哲学))を文字に起こしました(後半部準備中)。こちらからご覧いただけます。ぜひ、ご一読ください。

「『ひとはなぜ戦争をするのか』の人間学-平和をいかに構想するか?-」

ひろば「GO VOTE 0710 自分の未来は自分で選ぶ」


このイベントは、京都大学の学生・教職員だけでなく、市民にも開かれた「ひろば」として開催されます。

参院選は改憲派が議席の2/3を占めるかどうかを決める重要な選挙になります。世論調査の結果や選挙戦での発言とは関係なく、与党の真の争点は疑いなく憲法改正です。1人区における野党共闘が進んではいますが、現時点では2/3を阻止できるかは不透明です。2/3を阻止するためには支持政党を持たない有権者、すなわち浮動票の獲得がぜひ必要であり、そのためには投票率の向上が不可欠です。そのため、投票日の直前ですが、7月6日(水)に京大内において市民連合@京都の主催による集会を企画しました(フライヤー参照)。3人の演者による講演と、市内各大学からのリレートークを行います。集会が報道されることにより、投票に行く人が少しでも増えることを期待しています。ぜひ、ご参集ください。

ひろば「GO VOTE 0710 自分の未来は自分で選ぶ」

日時:2016年7月6日(水)18:30-
会場:京都大学文学部第三講義室(アクセスマップはこちらをご覧ください。)
講演:

  • 秋山豊寛(京都造形芸術大学教授、宇宙飛行士)
  • 医王滋子(京都大学に入学した最初の女子学生の一人)
  • 伊原康隆(京大名誉教授、数学者)×藤原辰史(自由と平和のための京大有志の会)

リレートーク:

  • 安保関連法の廃棄を求める佛教大学有志の会
  • 安保関連法に反対する立命館学園有志の会
  • 安保法制の廃止を求める龍谷大学人の会
  • 安全保障関連法に反対する京都教育大学教職員有志の会
  • 安保法案の成立に反対する同志社大学教職員有志
  • 安保法制に反対する京都工芸繊維大学 教職員・学生・OB/OG有志の会
  • 安全保障関連法に反対する滋賀大学人有志の会
  • 自由と平和のための京大有志の会
  • T-ns SOWL
  • SEALDs KANSAI

主催:市民連合@京都(http://shiminrengokyoto.com/

国策紙芝居の展示と口演~絵のなかにみえるものみえないもの~


7月5日(火)、(1)11:00~、(2)15:00~、(3)19:00~、堺町画廊にて、街頭紙芝居師:古橋理絵さんによる「国策紙芝居の展示と口演~絵のなかにみえるものみえないもの~」が開催されます。そこで有志の会から、(1)の口演で藤原辰史、(2)の口演で駒込武がコメントします。ぜひ、お越しください。

「国策紙芝居の展示と口演~絵のなかにみえるものみえないもの~」

国策紙芝居とは少国民から大人まで戦時体制下の日本の心得を広めるために作られた国策の紙芝居です。

おかしいこと変だなと思うこと、言えないでいるとじわじわ変わって行く世の中!戦争に巻き込まれて行った歴史を振り返って今を見る。

日時:7月5日(火)

  • 1回目:11:00~藤原辰史コメントあり
  • 2回目:15:00~駒込武コメントあり
  • 3回目:19:00~

場所:堺町画廊
http://sakaimachi-garow.com/
参加費:投げ銭でお願いします。
詳細はこちらをご覧ください。

「自民党改憲草案を読む-いかなる立憲主義なのか-」(講演者:山室信一(法政思想連鎖史))講演録


2016年6月9日(木)に開催いたしました人文研アカデミー自由と平和のための京大有志の会共催連続セミナー「2016年の論点―いま、私たちが考えるべきこと」第2回「自民党改憲草案を読む-いかなる立憲主義なのか-」(講演者:山室信一(法政思想連鎖史))の講演内容を文字に起こしました。こちらから全文をご覧いただけます。

「自民党改憲草案を読む-いかなる立憲主義なのか-」(講演者:山室信一(法政思想連鎖史))講演録 【目次】

当日配布レジュメはこちらからダウンロードできます。

「すでにご存じのように、参議院選挙は6月22日に公示、7月10日の投票という日程となったようですが、そこで論点になるであろう自民党改憲草案につきまして、いかなる立場からであれ、まずはきちんと読んでみたいというのが、この会の趣旨であります。…続きを読む

ぜひ、ご一読ください。

今こそ、1年前のあの暑い夏を思い起こすとき


私たち「自由と平和のための京大有志の会」は、1年前のあの暑い夏、路上にあふれ出した、たくさんの人びとの息づかいを、今こそ思い起こす必要があると感じています。

安保関連法制の強行採決後に公表した「あしたのための声明書」について、『朝日新聞』で「安保法忘れない/成立後の京大有志声明、いまも朗読続く」として取り上げてもらいました。これを機会に「あしたのための声明書」を心に残る画像と組み合わせたビデオクリップ(2分半程度)を作成しました。

このビデオクリップにかかわる感想、ご意見などはこちらからお寄せください。

このビデオクリップの再配布は自由です(ダウンロードはこちらから)。ただし、改変はお控えください。ビデオクリップで用いている写真は、使用許諾をえたもの、または著作権フリーのサイトのものです。

人文研アカデミー連続セミナー「2016年の論点-いま、私たちが考えるべきこと」


2016年5月26日、6月 9日、6月30日、各18時30分-、京都大学人文科学研究所本館4階大会議室にて、人文研アカデミー連続セミナー「2016年の論点-いま、私たちが考えるべきこと」が開催されます(全3回)。なお、本セミナーは人文研アカデミー自由と平和のための京大有志の会との共催となります。ぜひ、お越しください。

人文研アカデミー連続セミナー「2016年の論点-いま、私たちが考えるべきこと」 日時:

  • 2016年6月30日(木)立木康介(精神分析)×田中祐理子(哲学)
    「『ひとはなぜ戦争をするのか』の人間学-平和をいかに構想するか?-」
    司会:小関隆(イギリス・アイルランド近現代史)
  • 2016年5月26日(木)加藤千洋(現代中国論・メディア論)
    「日中関係とメディア報道-中国の脅威は虚か実か-」
    司会:藤原辰史(農業史)終了しました。
  • 2016年6月 9日(木)山室信一(法政思想連鎖史)
    「“自民党改憲草案”を読む-いかなる立憲主義なのか-」
    司会:岩城卓二(日本近世史)終了しました。

場所:京都大学人文科学研究所本館4階大会議室
http://www.zinbun.kyoto-u.ac.jp/zinbun/access/access.htm
予約不要・聴講無料